【DIY修理】BMW 335i E90 ウィンドウレギュレータを自分で交換する方法 右リアの窓ガラスが上がらない故障

車のこと

15年目になる我が家の愛車のBMW 335i E90右リアウィンドウレギュレータをDIYで交換したので、交換をお伝えしています。

故障時の症状
  • ウィンドウを上げようとしても上がらない
  • モーターの動く音は聞こえるが、何かが引っかかっているようで窓が上がってこない

モーター音は聞こえたので、おそらくレギューレーターの故障と最初の時点である程度予測はつけていました。

レギュレーターの部品番号を調べたかったのと、部品代と工賃と併せて3万円以内なら外注しようと思っていたので、ディーラー見積りを依頼しました。

モーターが壊れている可能性もあるのでということで、モーター込みのお見積書を頂きました。

ディーラーの見積金額
  • モーター・レギュレータの交換: 約76,000円
  • レギュレータのみの交換:約46,000円

予算オーバーだったので、DIYすることに決定ww

事前に準備が必要なもの

作業に必要な部品と工具をご紹介します。

  • ウィンドウレギュレーター

右リアのウィンドウレギュレーターの純正部品番号「51357140590」に対応するOEM品を使用しました。
国内業者で納期が早かったので、「楽天市場 プロテックオート」さんにて購入。
あす楽だったこともあり、早く届いたので満足しています。

参考までに、届いたレギュレーターパーツがこちらです。

  • プラスチック用グリース

届いたレギュレーターのワイヤーに塗って使用しました。

  • 内装剥がし

内装を剥がすために使用します。

  • T20 トルクスネジ
  • T25 トルクスネジ

内装剥がした後にT20を、レギュレータからモーターを取り外し/取り付けするのにT25が使用されています。


  • 10mm ソケットレンチ

ドアからレギュレーターを取り外し/取り付けするのに使用しました。

  • ブチルテープ

ドアとインシュレーターを接着させるため使用しました。
ブチルテープは再接着可能ですが、接着されていないと水漏れの原因になるので、取り替える必要があります。

パワーウィンドウレギュレーター交換作業!

下準備

まず、はじめにレギュレーターのワイヤー部分にプラスチック用グリースを塗布しました。
最初からグリース塗ってある感じでしたが、念の為塗布しておきました。

窓が落ちてこないように、養生テープで固定しました。

内装を外す

内装剥がしをの箇所に差し込んで、内装を外していきます。
同じ要領での箇所に内装剥がしを差し込み、内装を外します。

赤丸の箇所にT20のネジが入っているので、外します。
女性の力では外すのが硬かったです。
(ネジ山潰すのが怖くて、夫の手を借りました)

内装剥がしで、灰色のプラスチックのパーツを外します。
私は、差し込む隙間の余裕がある下の方から外していきました。

線で繋がっているので、慎重に平行に外していきます。

ドアロックアクチュエーターを外していきます。
黄丸部分を下に引っ張って外して、赤丸部分を外すと取れます。

ウィンドウコントローラーの配線は、外し方が分からなかったので断念ww
配線が引っこ抜け無いように、養生テープで固定しながら作業しましたww

インシュレーターを破かないように慎重に取り外します。

ブチルテープは再接着可能ですが、水漏れ防止のために新しいものに張り替えますので、
ドア側、インシュレーター側もきれいに剥がします。
(剥がれたブチルゴムでペタペタやっていると剥がしやすいです。)

窓をレギュレーターから外し、車からレギュレーターを外す

レギュレーターの爪に窓が引っかかっているので、爪から窓を外します。
後ろから爪をグイッと引っ張ると外しやすいです。

窓は落ちると割れるので、落ちないように養生テープで固定&万が一落ちても良いようにタオルを下に挟むと良いです。

10mmソケットで赤丸の3箇所を緩めて、レギュレーターを取り外します。

新しいレギュレーターへモーターを移植する

あとはパズルのように旧レギュレーターからモーターを取り外して新しいレギュレーターへ取り付けます。

左が旧レギュレーターで、右側がOEM品の新レギュレーターです。

モーターを外すためにT25のトルクスネジドライバーを使います。
純正品のT25は、プラスチック用ネジでしたが、OEM品は金属用のネジが付属していたので、ネジは交換となる形でした。

(交換用の金属ネジの付属に気づかず、無理やりプラスチックねじで締めてしまったので、ネジ山が潰れかけてしまい、締めるのが大変でしたので、同じレギュレーターを使う方はご注意ください。)

モーターが交換できたら、取り外したときと同じように取り付けし、10mmソケットでネジを締めます。

このタイミングで、窓が正常に動くか動作チェックすると良いよ!

内装をもとに戻す

窓が正常に開閉することを確認できたら、
インシュレーターに新しいブチルテープを接着します。

インシュレーターをドアへ接着させます。

ドアロックアクチュエーターを元あったように取り付けします。

ここまで、作業し終えたらあと一歩!
ドアの内装を爪を潰さないように取り付けして、T20でネジを締め直します。
その後、最後のパーツを取り付けして、完了!!

旧レギュレーターを見ると、ワイヤーが切れてしまっていました
リール部分で絡まって、テンションが掛かってしまい、結果切れたのかと思います。

必要な道具が揃っていれば、初心者でも2時間ほどあれば、終わる作業内容でした。
自分で愛車を整備や修理すると、愛着も湧くので悪いことばかりじゃないですよ!!

節約したい方、車いじりが好きな方是非トライしてみてください!!

作業の参考になった動画

あとがき:
今回作業するに当たって、とっても参考になった動画を最後に紹介します。
レギュレーター交換の様子が細かく事前に予習できたので助かりました。

ドアの内装を剥がすところなどが、詳細に解説されていましたので、参考になりました。

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コメント

  1. BMW 335i2011 より:

    同じルマンブルーの335乗りです
    今回、リアのパワーシェードが動かなくなり検索してたら、こちらのページを発見しました
    ものすごく分かりやすく説明されてますね
    今のところ、窓は大丈夫ですが、その時が来たら参考にさせてもらいます(^^)

    • 横浜あかりNICO より:

      コメントありがとうございますm(__)m
      なんと~~!!同じなんですね!335で同色♪

      年式的にもちょくちょく壊れてきますよね><
      お力になれれば嬉しい限りですが、壊れないことを祈っております!!

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