1歳の赤ちゃんを連れて飛行機に乗りたい時、心配な事は、やっぱり飛行機ですよね。
帰省の為に飛行機を使いたいな。
そろそろ遠出の旅行へ出かけたいな。
1歳の頃になると、静かにじっとしててくれない事も多いですよね。
自我が芽生えて「遊びたい」「歩きたい」等の欲求がで始める時期でもあります。
そう行った意味で、0歳とは違った心配事が出てきます。
1歳の赤ちゃんも飛行機に乗れるの?
ぐずったらどうしよう…
心配な方に声を大にして言いましょう。
大丈夫です!
行く前にしっかりと準備をして、対策を取れば過度に心配になる必要はありません。
飛行機の座席について
1歳の子供の座席は予約が必要なの?
まずはじめに、1歳の子供の座席についてです。
国内線なら3歳未満、国際線なら2歳未満の子供については座席の予約は不要です。
その場合、予約した座席とは別に使える子供用の座席はありませんので、大人の膝の上で抱っこをしてあげてください。
勿論、別途座席が欲しい場合は、小児運賃で予約することも可能です。
ちなみに、小児運賃は国内線で大人運賃の50%、国際線だと75%程です。
結局、グズってしまえば抱っこや膝抱きになります。
金銭的な面もありますので、飛行時間や、子供の様子(比較的一人でじっとしていられる等)に合わせて選ぶと良いと思います。
満席の便だと、子供を膝抱きとなってしまいますが、
空席がある便だと、航空会社が気を使って、隣が空席の席に移動させてくれることもあります。
その場合は、隣の席を自由に使うことができ、追加料金も掛かりません。
嬉しい航空会社の気遣いですね!
なるべく後方で、通路側の席を予約する
1歳の子連れで飛行機に乗る際は、なるべく後方の席がおすすめです。
周りの方への配慮と、隣が空席の場合は自由に使えるためです。
飛行機の座席は前方から埋まっていきますので、より空いているのは後方の席です。
子供がグズってしまった場合は、後ろの広いスペースへ行き、人目を気にせず抱っこができます。
バシネットが使える席を予約する
バシネットとは、機内に取り付けられる簡易ベットです。
バシネットを壁に取り付けて使用し、子供を中で寝かせることができます。
飛行時間が短い場合は必要ないと思いますが、長い場合は優先的に利用しましょう。
利用できる体重が10kgなので、オーバーしている場合は使えませんのでご注意ください。
バシネットが使える席は次の通りです。
前方が壁になっている席でバシネットが利用可能です。
予約ができない席
安全上の理由で、小さい子供連れは予約ができない席もあります。
予約時に必ず幼児連れの情報を入力し、席を指定するようしてください。
幼児をお連れのお客様は、安全上の理由により、非常口座席はご指定いただけません。
座席列の酸素マスクの個数制限により他の幼児連れの方と同じ座席列にはご着席いただけません。
幼児連れのお客様が複数の場合は、前後の列または通路を挟んで並びの列の座席をお選びください。なお、幼児は指定された座席でお抱きください。
ANA公式ホームページ-お子様のご予約について
機内持ち込み手荷物での対策
とにかく歩きたい!歩きたい!歩きたい!という頃でもあり、
遊びたい!騒ぎたい!相手してほしい!という頃でもあります。
とにかく子供を暇にさせないように、しっかりと手荷物を準備しましょう。
1歳 <音の鳴らないオモチャ&便利グッズ>
- 哺乳瓶&粉ミルク(母乳・卒乳の子は必要ないかも)リンク
- ストローマグ
耳抜きや、愚図り対策になります。
まだまだ自分では耳抜きができない為、
必ず機内へ持ち込んでください。リンク
- オムツ&おしりふき
- 抱っこ紐
泣き止まない場合はずっと抱っこする事になります。
体重も重たくなってきていますので、
抱っこ紐があると体への負担が少なくて済みます。 - 子供用のお菓子
ハイハイや歩き始めて
じっとしていられない1歳の子供に有効です。
グズりそうな時にお菓子を与えると
じっと静かにしてくれます。リンク
- お気に入りのおもちゃ
音の出ないおもちゃにしましょう。
絵本のなかのフェルトをめくって
ピヨちゃんを探す絵本です。
筆者はこちらの本を持ち込みました。リンク
機内でもおもちゃが貰えることも・・・!
ちなみに、ANAでは子供用のオモチャ貰えます。
左が積み木で右がお絵かきボードです。
このお絵かきボードがサイズも良いし
機内で早速活躍してくれました。
当日・空港へ着いてからの対策
遅くとも1時間前には空港に到着すること
なにかと移動に時間が掛かります。
1歳の子供を連れて飛行機に乗る場合は、早めに到着するよう行動しましょう。
1時間半前でも良いくらいです。
エレベーターを使う移動に時間がかかったり、オムツを替えたりとにかく時間が掛かります。
チェックインについて
航空会社によって受けられるサービスが異なりますので、こちらでは代表的な2社について記載します。
ANAの場合
ANAの場合は、「お手伝いが必要なお客様専用カウンター」を利用しましょう。
子連れや、体が不自由な方が利用できるカウンターとなっており、通常より待ち時間が短いです。
そして、ここで貸出用ベビーカー(A/AB型)を借りることができます。
貸し出し用ベビーカーは搭乗口まで利用可能です。
https://www.centrair.jp/service/stroller-rental.html
JALの場合
チェックインカウンターを利用して、チェックインしましょう。
その後、「スマイルサポートカウンター」で貸出用ベビーカー(A/AB型)を借りることができます。
貸し出し用ベビーカーは搭乗口まで利用可能です。
https://diamond.jp/articles/-/101319
事前改札を利用する
小さい子供連れは、事前改札として一番最初に機内へ入ることができます。
手荷物も多い上、子供も一緒ですが、焦らずゆっくりと席に座ることができます。
1番最初の案内となりますので、少し早めに搭乗口へ行きましょう。
機内での対処法
離陸時
子供をを膝抱きにして座ります。
もしくは、抱っこ紐をしたままでも座って大丈夫です。
大人はシートベルトをしますが、子供にはしなくて大丈夫です。
しっかりと子供を抱いてください。
必要に応じてお菓子やおもちゃを与えても構いませんが、くれぐれも床に落とさないよう気をつけてくださいね。
子供は耳抜きができないため、持ち込んだマグで耳抜きをさせてあげてください。
シートベルト着用サインが消えた後
起きている場合は、絵本やおもちゃで遊んであげる等、子供が飽きないよう一緒に遊んで過ごします。
中には寝てしまっている子もいるでしょう。
機内に持ち込んだ抱っこ紐で寝かせてあげるとママやパパも両手が空くので、楽できます。
もし、ぐずってしまった場合は、後方のスペースへ行くと人目を気にせず抱っこできます。
筆者の経験上、グズって泣くのは大概、帰りの便です。
グズってしまったら後方のスペースへ行きましょう。
着陸時
着陸時は離陸時と同様に席へ着き、シートベルトを締めて、子供をしっかりと抱きます。
着陸時と同様、
泣いてしまってても、この時は席を立つことができないので座ったままあやしてあげてくださいね。
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