こちらでは、市販のオキシドールと、ドライイーストを使って
「ゾウの歯磨き粉」を作る実験をご紹介いたします。
もちろん、自宅で簡単にできます。
こんな人におすすめだよ!!
大体、全て薬局で手に入りますよ♪
実験に必要なものを揃えるのにかかる費用が概算で1,000〜2,000円ほどです。
お財布にも優しいわね!
ゾウの歯磨き粉ってどんな実験なの??
こちらの実験の参考動画です!!
でんじろう先生シリーズの動画になります。
吹き出す泡がまるで象の歯磨き粉のようということで「象の歯磨き粉」と呼ばれています。
モコモコがすごい!!
でんじろう先生の実験では、ドラッグストアでは手に入らない高濃度のオキシドールを使っているため、ものすごい勢いで泡が吹き出します。
(高濃度のオキシドールは爆発の危険もあるので、市販では販売していません。)
ワクワクするし、子供も喜びそうだよね!
今回は、自宅でできるよう、市販の物を使って同じ実験を行います。
でんじろう先生の実験ほどの迫力はありませんが、もこもこ吹き出す感じは同じように再現できますよ♪
低濃度オキシドールを使いますので、安全です!
実験に必要なもの
実験方法
それでは、早速実験スタートです!
ドライイーストを入れた直後に….
ドワ〜〜〜〜〜〜〜〜と流れ出してきます。
それなりにモコモコと泡が吹き出てきてるでしょ!!
動画もあるよ!参考にしてみてね!
実験後の泡に含まれているものは、水と酸素と洗剤とドライイーストになります。
危険なものは含まれていないので、子供にも安心して触らせることができますよ♪
濃度がもう少し濃いと(6%程度だと)もっとモコモコするみたいですが。。。
市販では売ってないので、仕方ないですよね〜。
3%でもそれなりに楽しめるかと思います。
ゾウの歯磨き粉の原理
ドライイーストの酵母菌の中には「カタラーゼ」という酵素が含まれています。
カタラーゼ は、過酸化水素を酸素と水に変える反応を触媒する働きをします。
カタラーゼの至適pHは約7.0、至適温度は37℃です。
(この条件時に酵素が活性となるという意味です。)
37℃のお湯に混ぜたのは、この至適温度にするためです。
そして、オキシドール(過酸化水素)の分解反応はこちらです。
モコモコ出てきた気体の正体は酸素です。
洗剤を入れていましたので、発生した酸素が泡となって出てきたということです。
簡単にできる上、実験の見た目が印象的ですので、是非試されてくださいね♪
余ったオキシドールでできる実験のご紹介です↓↓
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ちゃんとできた