【理科】自宅でできる!「象の歯みがき粉」市販のオキシドールとドライイーストの実験

雑記

こちらでは、市販のオキシドールと、ドライイーストを使って
ゾウの歯磨き粉」を作る実験をご紹介いたします。
もちろん、自宅で簡単にできます

こんな人におすすめだよ!!

どんな人におすすめ?
  • 自宅でも簡単に理科の実験を行いたい人
  • 子供の自由研究のテーマを探している
  • ゾウの歯磨き粉の実験ををやってみたい
実験するために準備が必要なもの
  • オキシドール(濃度3%程度 市販のものでOK
  • ドライイースト3g
  • 空のペットボトル1本
  • 洗剤 2~3滴
  • お湯
  • 食紅(なくても可)

大体、全て薬局で手に入りますよ♪
実験に必要なものを揃えるのにかかる費用が概算で1,000〜2,000円ほどです。

お財布にも優しいわね!

ゾウの歯磨き粉ってどんな実験なの??

こちらの実験の参考動画です!!
でんじろう先生シリーズの動画になります。
吹き出す泡がまるで象の歯磨き粉のようということで「象の歯磨き粉」と呼ばれています。

モコモコがすごい!!


でんじろう先生の実験では、ドラッグストアでは手に入らない高濃度のオキシドールを使っているため、ものすごい勢いで泡が吹き出します。
高濃度のオキシドール爆発の危険もあるので、市販では販売していません。)

ワクワクするし、子供も喜びそうだよね!

今回は、自宅でできるよう、市販の物を使って同じ実験を行います。
でんじろう先生の実験ほどの迫力はありませんが、もこもこ吹き出す感じは同じように再現できますよ♪

低濃度オキシドールを使いますので、安全です!

実験に必要なもの

実験するために準備が必要なもの
  • オキシドール(濃度3%程度 市販のものでOK
  • ドライイースト3g
  • 空のペットボトル1本
  • 洗剤 2~3滴
  • お湯
  • 食紅(なくても可)



実験方法

それでは、早速実験スタートです!

手順①
  • 人肌の温度のお湯(37℃程度)のお湯を15〜30mL用意し、小さめの器へ入れる。

    (お湯の温度は、温度計を使って計らなくても、大体でOK)
手順
  • その器へ、ドライイースト3gを入れて混ざるまで撹拌する。
手順
  • ペットボトルへオキシドールを100〜200mL注ぎ入れる
手順
  • オキシドールが入ったペットボトルへ洗剤を2〜3滴入れる。
  • 着色料を使う場合は入れる。
手順
  • ペットボトルのキャップを閉めて優しく混ぜる
手順
  • ドライイーストを溶かしたお湯をペットボトルへ一気に入れる。
    ※入れた直後に泡が吹き出します!!
    (ドライイーストのお湯が冷えてると成功しないので注意。)

ドライイーストを入れた直後に….
ドワ〜〜〜〜〜〜〜〜と流れ出してきます。

それなりにモコモコと泡が吹き出てきてるでしょ!!

泡の特徴
  • きめ細かい泡で、触るとあったかい
  • 泡の主成分は、水と酸素と洗剤とドライイースト。(安全です)

動画もあるよ!参考にしてみてね!

実験後の泡に含まれているものは、酸素と洗剤とドライイーストになります。
危険なものは含まれていないので、子供にも安心して触らせることができますよ

濃度がもう少し濃いと(6%程度だと)もっとモコモコするみたいですが。。。
市販では売ってないので、仕方ないですよね〜。
3%でもそれなりに楽しめるかと思います。

ゾウの歯磨き粉の原理

ドライイーストの酵母菌の中には「カタラーゼ」という酵素が含まれています。
カタラーゼ は、過酸化水素を酸素と水に変える反応を触媒する働きをします

カタラーゼの構造
日本蛋白質構造データバンクより引用

カタラーゼの至適pHは約7.0、至適温度は37℃です
(この条件時に酵素が活性となるという意味です。)
37℃のお湯に混ぜたのは、この至適温度にするためです。

そして、オキシドール(過酸化水素)の分解反応はこちらです。

モコモコ出てきた気体の正体は酸素です。
洗剤を入れていましたので、発生した酸素が泡となって出てきたということです。

簡単にできる上、実験の見た目が印象的ですので、是非試されてくださいね♪

余ったオキシドールでできる実験のご紹介です↓↓

コメント

  1. 空白 より:

    ちゃんとできた

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