正式名称「海光山慈照院長谷寺」とも言う鎌倉の長谷寺は、なんと奈良時代に開かれたお寺だそうです。
本尊には、木彫仏では最大級となる9.18mの十一観音菩薩像があります。
十一観音なので、頭部に11個もの顔があります。
観音山のすそから中腹まで広がる境内には、たくさんの植物が生息しており、
一年を通して色鮮やかな四季を感じることができます。
相模湾を見渡すことのできる見晴台は鎌倉随一の眺望とも言われています。
行くとなんだか、「肩の力がふっと抜ける」そんなパワースポットとしても有名ですよね。
日常を忘れられるひと時を過ごすことができます。
癒しが欲しい方、是非長谷寺へ行ってみてくださいね♪
観光客集う小道を抜けて長谷寺へ
鎌倉駅から長谷寺までは江ノ島電鉄「長谷駅」より徒歩6分の距離です。
長谷寺へ向かう道には、お土産店や老舗の飲食店が並ぶ小道を抜けていきます。
紅葉のシーズンは、やはりいつもより人が多いですね。
途中にある、鎌倉オルゴール店も立ち寄ると楽しいですよ♪
珍しい、古〜いオルゴールや、
クリスマスシーズンに向けて、可愛いオルゴールが並んでいました。
子供達は、目を輝かせて眺めていました。
長谷寺の駐車場
参拝客専用の駐車場があります。
普通車は350円/30分の料金で駐車できます。
周辺駐車場よりも安いので、車で行く時はこちらを使うと良いですよ♪
拝観料・開門時間について
夏時間 3月~9月:08:00 – 17:00(閉山17:30 )
冬時間 10月~2月:08:00 – 16:30(閉山17:00)
長谷寺の御朱印
長谷寺でいただける御朱印の種類は全部で6種類です。
混雑時期の他、朱印の待ち時間が2時間を越えると1種類しか頂けないようです。
複数欲しい方は、混雑期間を避けて参拝しましょう。
時期・日時 | 時間 |
大晦日12月31日 | 午後11時 ~ 翌1月1日 午前8時 |
紫陽花繁忙期(6月中) | 朱印の待ち時間が2時間を超過した場合 ※但し、午後3時以降は1時間待ちから |
四萬六阡日大功徳日(8月10日) | 午前4時 ~ 午前8時 |
紅葉ライトアップ(11月下旬 ~ 12月初旬 ) | 午後4時 ~ 閉門 |
その他 | 朱印の待ち時間が2時間を超過した場合 ・1月1日 ~ 成人式 ・ゴールデンウィーク ・シルバーウィーク ・その他3連休 等 |
長谷寺の御朱印の種類
- 「十一面大悲殿」御朱印
(坂東三十三観音霊場第4番札所の御朱印)
- 「厄除け阿弥陀如来」御朱印
(鎌倉六阿弥陀霊場第2番札所の御朱印)
- 「出世開運大黒天」御朱印
(鎌倉江の島七福神の御朱印)
- 「十一面大悲殿」御朱印
(鎌倉三十三観音霊場第4番札所の御朱印)
- 「弘法大師」御朱印
(弘法大師相模二十一ヶ所第12番札所の御朱印)
- 坂東三十三観音霊場第4番札所の御詠歌
長谷寺(神奈川県鎌倉市)
— まる (@MaruMemo3) March 31, 2016
御朱印と御詠歌をいただきました。
今回初めて観音堂の中にはいりましたが御本尊の大きさにびっくり。#御朱印 #御詠歌 pic.twitter.com/48jza43Qv0
最初に朱印所へ行くのがオススメ
- 朱印所で御朱印帳を預け、番号札を受け取る
- お参りをする
- お参りが済んだ後、帰りの際に番号札を朱印所に戻す
- 御朱印帳を受け取る
こうすることで、混雑を避けて効率よく御朱印を頂けます。
(長谷寺のホームページでも参拝後に受け取れると記載があります。
正しい授かり方ですのでご安心ください。)
御朱印を授かる際の、マナーはこちらをご覧ください。
マナーを守って、気持ちよく授かりましょう。
朱印所からのお願い
長谷寺ホームページ
※朱印帳は必ず表紙に名前を入れる。(判子でもよい)
※朱印料は小銭を用意する。
※当て紙以外入れない。
※御朱印を頂くところを開けて出す。
※朱印受付では頂く御朱印の種類をはっきり伝える。
※朱印所では、心をこめて御朱印を致しますが、
例え間違いがあっても何卒御海容なお気持ちでお受けください。
※御朱印は、大切な御宝印です。
心静かに礼儀正しい態度でお受け下さい。
写経・写仏体験
長谷寺では、写経体験や写仏体験ができます。
必要な道具は、貸与いただけるので手ぶらで参加できます。
境内を散策、参拝
本堂へ向かう前に、清めます。
夏は緑に覆われ、春には梅・桜が咲きとても綺麗です。
秋は紅葉を楽しめますよ♪
本堂へは、階段を登って向かいます。
観音山の中腹あたりまで登るため、結構な階段でした。
本堂見えました。
白と黒の立派な感じの建物ですね。
旧建物は、関東大震災で激しく損傷してしまったようで、
菩薩様を災害から守るために、鉄筋で再建をしたようです。
こちらの中に、9.18mの十一観音菩薩像があります。
頭の上の冠っぽい箇所に小さく顔が並んでいるの見えるでしょうか?
11個並んでいるため、「十一観音菩薩像」と呼ばれています。
こちらの菩薩は木彫像で、国内でも最大級の大きさになります。
ありがたや、ありがたや…。
隣の建物には阿弥陀如来坐像がありました。
境内の至るところに、ありがたそうな像があります。
紅葉も色づいていて、楽しめましたよ♪
心が癒されるね〜。
鎌倉随一の眺望「見晴台」
観音山の裾から中腹に掛けて広がる境内なので、
見晴台からは相模湾を見渡すことができます。
「鎌倉随一の眺望」と言われているようです。
ヨットが浮いていたり、船があったり、色々なものが見えますよ♪
境内広いので、参拝後の休憩にも利用できます。
見晴台の隣には、休憩用の椅子と机があるので、ひと休憩できますよ。
甘酒・団子の露天販売もありました。
温かい甘酒が染みる~!
弁天窟の中を探索
参拝経路に沿って進むと、長谷寺名物の和み地蔵に会えます。
かわいい~~!和みますネ。
更に進むと、弁天窟があります。
なにがあるんだろう?ドキドキ…
十六童子像の石像
中は小さい洞窟になっていて、弁財天の従者とされる十六童子像があります。
- 十五童子の神様(善財童子)
- 経理・経営の神様(計升童子)
- 着衣の神様(衣裳童子)
- 衣服の神(蠶養童子)
- 学問の神様(筆硯童子)
- お酒の神様(酒泉童子)
- 動物の神様(牛馬童子)
- 五穀豊穣の神様(稲籾童子)
- 食べ物の神様(飯櫃童子)
- お金の神様(金財童子)
- 交通安全の神様(船車童子)
- 悟りの神様(印鑰童子)
- 法律の神様(官帯童子)
- 経営の神様(従者童子)
- 恋愛の神様(愛慶童子)
- 長寿の神様(生命童子)
奉納弁財天
手のひらサイズの小さい弁財天を奉納することができます。
数え切れないほどの弁財天が・・・!
何処に置いても良いようで、
壁の出っ張り部分に奉納されている方もいました。
洞窟の中は、見どころもたくさんあるので、楽しめますよ♪
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