そもそも芋煮って・・・?
山形県の郷土料理で、里芋・牛肉・こんにゃく・ネギを使った優しい味の煮物です。
その芋煮を楽しむイベントが「日本一の芋煮会」で、毎年9月に開催されています。
今年で31回目!山形県の誇るメインイベントいっても過言ではありません。
日本一というだけあって、とにかくスケールがものすごいです!
6.5mの大鍋を使って芋煮を作る
6.5mの鍋を使って豪快に芋煮を作ります。
この鍋、「なべたろう」という名前がついているのですが、
鍋の大きさのギネス記録にも認定されており、世界一の大きさを誇ります。
人力ではもはやかき混ぜることはできず、重機を使って作ります。
聞いたことありませんね。
ちなみに、重機は毎年新品を使って、工業用オイル(グリス)の代わりにバターを使っているそうです。
ですので衛生面については、問題ありません。
もう、圧巻です。一度見に行く価値は十分あるかと思います。
材料の量が桁違い
今回の芋煮会で使われる材料の規模がハンパじゃありません!!
しかも、全て山形県産の食材を使って、作られます。
里芋6トンって!!
いやいや、どれも単位がおかしいでしょって。
まさに、「日本一の芋煮会」です。
全て山形県の厳選された食材を使用している
芋煮会で使用される食材は全て山形県産を使用しているとのことです。
しかも牛肉は、ブランド牛である「山形牛」を使用しています。
これはかなり驚きですね。
絶対美味しいに決まってます!
開催時期・参加費
開催時期は毎年9月です。ちなみに雨天決行とのこと。
2019年は9月15日(日)に開催でした。
次に参加費についてです。
これは開催年によって違う可能性がありますが、2019年は1杯300円でした。
山形牛使用なのに300円は結構リーズナブル!?と私は感じました。
開催場所は、この辺りです。
当日、スピーカーで案内をしていたり、警備員さんがいるので近くまで行けば分かります。
ちなみに、警備員さんはがっつり山形弁なので、普段山形弁を聞かない人は驚くかもしれません(笑)
当日の様子
続いては当日の様子をお伝えしていきます。
参加希望者は、はじめに芋煮と引き換えできる、整理券を1枚300円で入手する必要があります。
整理券は8:30から配布開始しており、芋煮が無くなり次第終了みたいです。
配食開始が9:30頃開始で、整理券に記載された時間から食べることができます。
芋煮がなくなるのがおよそ14時ごろと言われています。
時間帯が難しいですが、軽めに朝ごはんを食べて、お昼を食べるつもりで参加すると丁度いいと思います。
当日は、見事に晴れて山形とっても暑かったです。
朝から汗だく。。。帽子とかサングラスとか団扇があれば持って行った方がいいかと。。
河原でしたが、暑さのせいか蚊はおらず刺されませんでしたが、気になる方は虫刺されスプレー等で対策されてください。
整理券を入手する
丁度8:30頃に会場へ到着するよう会場へ向かいました。
整理券は、2箇所で配布しています。恐らく待ち時間はどちらも一緒くらいかと思います。
この時すでに、長蛇の列が・・・。
あっという間に自分の後ろが長い列になっていました。
これは、早めにきて正解か!?
予想以上に並んでいて、1時間くらい並ぶ覚悟でしたが、実際のところ並んだのは30分程度でした。
どれくらいの量を食べたら満足できるのか難しいところですが、目安は大人1人2杯で丁度良いくらいかと思います。
他にも同時開催のラーメンフェスタがあったり、路面店等食べるものがあるので、安心してください。
手に入れた整理券は4枚。
券には、受け取り場所「Bゲート」と時間「10:20頃」が記載されています。
10:20以降ならOKということみたいです。
ただ、整理券を手に入れても無くなり次第引き換え不可能となってしまうので、あまり遅い時間に行くのはやめた方が良いでしょう。
いざ実食、巨大6.5m大鍋で作った芋煮!
6.5mの大鍋を挟んで右側、左側がそれぞれAゲート、Bゲートというように分かれています。
とにかく人!人!人!
他県の他にも山形県中の人が集まっているんじゃという位の人です。
ここにきてもまた並ぶのか・・・と少し憂鬱な気分になりましたが、どんどん進んで待ち時間は10分程度で済みました。
これが山形の芋煮だ!!
具沢山で、里芋やコンニャクがゴロゴロ入っているでしょ。
前年度の参加者からは、具がスカスカみたいな事を聞いていたので、これはいい意味で裏切られました。
より良いものを提供しようと努力されているんでしょうか?
味の方は、結構しっかり味が染みていて甘みも塩加減も丁度いいです。
里芋は柔らかく、中までしっかり味が染みています。
あとはやっぱり山形牛の牛肉、いい出汁出してるし別格ですね。
これはもう、大満足です。
地元の人らしき参加者は、鍋持って参加している人もいました。
確かに、夕飯も芋煮食べたいくらい美味しかったです。
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