今回は、自宅でモルト缶「MORGAN’S Golden Saaz Pilsener」ビールを作ってみましたので、作り方とその様子をお届けしていきます!
※醸造免許なく、アルコール度数1%以上の飲料を醸造すると酒税法違反になります。
醸造する場合は、アルコール度数1%未満になるよう薄めてください。
今回はどんなビールができるかな?ドキドキ!
自宅でビールシリーズも第三段となるので、段々と作るのも要領よくできるようになってきています!!
主な工程は3ステップあり、作業が必要なのは「一次発酵」と「瓶詰め」です。
それ発酵については、酵母が働いてくれるので手間は掛かりません♪
強いて言えば、温度管理くらいでしょうか。
(酵母さん頑張って働いてネ~~~!!)
今回も、23L醸造のキット缶ですので、350mlの缶ビールで換算すると、最安40円〜という超激安ビールになります!!
節約主婦的にはたまらなく嬉しいです♪
醸造するのは「MORGAN’Sオーストラリアンドラフト」
今回使用するモルト缶はこちら。
作り方の説明は、裏面に記載されています。
英語ですが、グーグル翻訳でもなんとか読める程度の英語です。
(グーグル翻訳は、打つのが面倒ですけど…)
丁寧なショップだと、作り方の説明書を添付してくれる所もあります。
(別に無くても全然作れますけど、丁寧ですよね!)
メーカー名:Morgan’s
モルト缶:ピルスナー
内容量:1700g
付属酵母:エールイースト
標準仕込み量:23L
配偶者が、アサヒスーパードライのようなビールが好みなので、こちらをチョイスしました。
(ちなみに私はIPAのような癖のあるビールが好きですww)
今回でモーガンのビールは3回目になるので、どんな味の違いになるのかとっても楽しみです☆
完成したらまた、レビューにて評価してきますね!
一次発酵をする(2020/8/20実施)
3Lくらいの大きめの鍋にを用意し、水2Lを入れて沸騰させます。
煮沸するので、消毒はそんなに気にしなくて大丈夫です。
(気になる人は、アルコール消毒した上で行なってください。)
沸騰したお湯で、同時にお玉を消毒すると効率が良いです。
沸騰したら一度火を止めてくださいね。
モルト缶の蓋を開けて、鍋へ投入します。
モルト缶は、「みたらし団子」みたいな色と香りがします。
アルコール度数が1%未満になるようになので、モルト缶を1/5投入するか、5倍薄める必要があります。
※醸造免許なく、アルコール度数1%以上の飲料を醸造すると酒税法違反になります。
醸造する場合は、アルコール度数1%未満になるよう薄めてください。
規定量だと砂糖を1kg鍋へ投入します。
こちらも、アルコール度数が1%未満になるよう調整します。
今回は三温糖を使いました。上白糖よりも美味しそうじゃないですか?色とか。。
贅沢を言えば、ブドウ糖とかのが良さそうですね。
(もっと言えば、麦芽煮た方が良い…)
そして、お玉で均一に混ざるようにかき混ぜます。
できれば流水等で、粗熱をとります。
温度を素早く下げて、雑菌によるコンタミを防ぐ目的です。
なかなか均一に混ざりませんが、その辺はあまり気にせず。
(最終的にはモルトを酵母が分解してくれるので!)
鍋を持ち上げると溢れそうだったので、このまま安静にして少し時間をおきました。
温度が冷めていくこの段階からコンタミに気をつけてね!!
温度が冷えるこの段階から、コンタミしてしまう危険がグッと上がりますので、衛生管理に気をつけてください。
しいたけ栽培・自作ヨーグルト・納豆も「菌」だったりして、コンタミの原因になります。
できれば、作業日の前日は避けた方が良さそうです。
ポリ容器に、移していきます。
容器内側も、もちろんアルコール消毒を行いましょう。
容器の内側に、ポリ袋を被せるとより衛生的です。
全量が23Lになるよう調整します。
水道水ではなく、市販の水を使った方が良いという意見もありますが、気にせず水道水をそのまま使いました。
海外の場合は、市販の水を使ったほうが無難そうですね。
いつかは、美味しい井戸水や湧き水を使ってつくれたらな~なんて思ってます。
温度は23〜30℃の間になるよう調整します。
30度超えてますけど、、、時間ないのでポリ容器へ移していきました。
(酵母を投入したときに酵母が死ななきゃいいんです!!)
夏場は、室温が27℃近くなり、温度が高くなりがちなので、特に注意が必要そうですね。
水を注ぐ位置まで印をつけておくと、作業が効率的に進みます。
続いて、モルト缶付属の酵母を先ほどのポリ容器の中へ入れます。
ドライイーストみたいな見た目です。
40℃以上の温度に入れると、酵母が死滅してしまい、発酵が失敗します。
温度管理にはくれぐれも注意して行なってくださいね。
酵母を投入したら30秒ほどかき混ぜます。
冬場は、ドライイーストを30℃くらいのお湯に入れて、酵母がモコモコ動き始めたところで投入すると、一次発酵へスムーズに移行します。
(今回は夏場の醸造のため行なっていません。)
ポリ袋を輪ゴムで止めて、上から蓋をしたら、23〜30℃の室温で放置です。
冬場は、温度が足りないので、電気カーペットの上に置いて毛布を巻いてあげると温度が保てます。
温度の確認は、シール温度計で行うとすぐ確認できるので便利です!
夏場は外気温も25-30℃くらいになるので「温度が足りない」とはなりにくいですが、冬場でヒーターで温めが必要は場合には参考になるのでおすすめです。
一次発酵の様子
一次発酵が完了するまで、2日〜2週間程度時間が掛かります。
無駄に開け閉めしてコンタミの原因となる行動は避けたほうが無難です。
仕込み直後2時間ほどの様子です。
酵母が動き始めましたね。もちろん、まだまだ注意は必要ですよ!
ここから3-4日過ぎれば、コンタミのリスクもグッと減ります。
今が正念場です。
2日目の様子です。
酵母が元気に活動していました。
昨日に比べて、色が薄くなりましたが、酵母の影響でしょうか?
ビニール袋に空気がパンパンに入っていますね。
匂いは、ん~~~みたらし??バナナ?のような香りがしました。
この勢いなら3-4日で一次発酵が終わりそうです。
サマービール最高!
こちらが3日目の様子です。
見た目的には2日目とあまり変わりませんでした。
エーテル特有の果物のような芳醇な香りがしました。
今まで作った中でも、一番香り高いような気がします。
4日目の様子は、発酵も落ち着いたようで袋がしぼんでいました。
ほとんど気泡も出ていないようです。
香りは。。。既にビールっぽい香りがしていましたよ!
炭酸が(気砲)が出なくなったら、一次発酵が完了です。
瓶詰め〜二次発酵
一次発酵が終わったら、瓶詰めをします。
発酵完了後、長期間放置してしまうと、下に溜まった澱がビールの味に悪影響をもたらすようなので、なるべく早めにに二次発酵へ移行します。
プライミングシュガー(砂糖)を100gにつき0.6gほど添加しました。
今回は500mlのペットボトルに詰める場合は、3g添加で良さそうです。
わざわざ測るのが面等な場合は、小さじ1で大体3gほどになります。
(ペットボトルの消毒を忘れずに!!)
ペットボトルは暴発の恐れがあるので、必ず炭酸用の物を使用しましょう。
今日炭酸のビールが好きな人は、ミドボンを使って炭酸を入れると良さそうですよ!
(我が家もミドボン欲しいけど、家が狭くて買えない。。。)
砂糖は、先にまとめて砂糖を容器へ入れると楽です。
一次発酵後のビールは茶褐色ですね。
果たして黄金色のビールになるのでしょうか・・・?
パッケージはめちゃめちゃ黄金色ですけど。。。。
容器底の澱を巻き上げないように慎重に作業をしていきます。
当初はお玉で慎重に掬って作業していましたが、もう面倒くさくなってしまい、計量カップで直接ビール液を掬っていました。
炭酸が暴発する恐れがあるので、上から5センチくらい空けるようにしたほうがいいです。
透明容器の場合は、直射日光の当たらない暗い場所で二次発酵をするようにしましょう。
二次発酵は2週間~数ヶ月程度が目安です。
ペットボトルがカチカチになっていれば二次発酵完了です。
9月頃またレビューをしていきますね〜!
私のビールキットのご紹介です。
最低限のもので、とにかく安く始めたい方は参考になさってください。↓
MORGAN’S「Blue Mountain Lagar」作り方はこちら↓
MORGAN’S「Blue Mountain Lagar」ビールのレビューはこちら↓
MORGAN’S「Australian DRAUGHT」作り方はこちら↓
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