今回は、自宅でビールを作ってみましたので、作り方とその様子をお届けしていきます!
※醸造免許なく、アルコール度数1%以上の飲料を醸造すると酒税法違反になります。
醸造する場合は、アルコール度数1%未満になるよう薄めてください。
ビールって作るの難しそう(汗)
大事なポイントさえ押さえれば、誰でも簡単にできるよ!
自作ビールって、一見難しそうに聞こえますけど、実はめっちゃ簡単に作ることができます。
ビールの歴史は、かなり古くて紀元前4,000年以上前と言われていますしね。
日本で言えば、縄文時代になります。
穀物の汁に何かの偶然で酵母が入って、たまたま発酵したのが始まりとも言われています。
かな〜り古い歴史でしょ!?
衛生管理や、現代文明が発達する前から造られていたものなので、それほど難しい作り方はしていません。
(勿論、衛生管理は気をつける必要がありますが…)
そして自作ビールは市販のビールに比べて安かったりします。
値段は、350mlの缶ビールで換算すると、最安40円〜という超お得!!
毎日晩酌する場合はかなり節約になりそうです。
勿論、クオリティにこだわるなら値段は高くなりますが、そんなにこだわらないなら、安い自作ビールでも充分に楽しめそうです。
とことんこだわる場合は、市販の缶ビール超えも夢じゃなさそうです。
なんと言っても、本物の生ビールなので!!
市販の缶ビールは、安全上暴発を防ぐために、酵母を煮沸・ろ過してから瓶詰めしていますが、自作ビールでは酵母を生かしたまま瓶詰めしていきます。
まさに「生ビール」そのものなのです。
醸造するのは「MORGAN’S ブルーマウンテン ラガー」
今回使用するモルト缶はこちら。
作り方の説明は、裏面に記載されています。
英語ですがそんなに難しくないです。
メーカー名:Morgan’s
モルト缶:ブルーマウンテン ラガー
内容量:1700g
付属酵母:エールイースト
標準仕込み量:23L
旦那さんがラガーブールが好きなので、こちらを選択。
ただ、酵母がラガーイーストではなく、エールイーストなので、エールビールっぽくなりそうですね。
一次発酵をする(2020/4/27実施)
3Lくらいの大きめの鍋にを用意し、水を入れて沸騰させます。
煮沸するので、消毒はそんなに気にしなくて大丈夫かと。
沸騰したお湯で、お玉を消毒すると効率が良さそうです。
一旦鍋の火を止めてから、モルト缶の蓋を開けて、鍋へ投入します。
アルコール度数が1%未満になるようになので、モルト缶を1/5投入するか、5倍薄める必要があります。
規定量だと砂糖を1kg鍋へ投入します。
こちらも、アルコール度数が1%未満になるよう調整します。
上白糖よりも三温糖のか美味しくできそうな気がしたので、今回はこちらをチョイス。
贅沢を言えば、ブドウ糖とかのが良さそうですね。
そして、お玉で均一に混ざるようにかき混ぜます。
流水等で、粗熱をとります。
思ったより、量が多くなってしまい流水で冷やすことは断念。。。
温度が冷めていくこの段階からコンタミに気をつけてね!!
温度が冷えるこの段階から、コンタミしてしまう危険がグッと上がりますので、衛生管理に気をつけてください。
あと、納豆菌って強めの菌なので、仕込み日には食べないほうが無難です。
(納豆食べて失敗した話は聞いたことありませんが…念のため。)
ポリ容器に、移していきます。
容器内側も除菌していますが、容器の内側に、ポリ袋を被せるとより衛生的です。
片付けも簡単なので一石二鳥!
全量が23Lになるよう調整します。
今回は水道水をそのまま使いました。
温度は23〜30℃の間になるよう調整します。
モルト缶付属の酵母を投入していきます。
一見すると、「ほんだし」みたいな見た目です。
40℃以上の温度に入れると、酵母が死滅してしまい、発酵が失敗します。
温度管理にはくれぐれも注意が必要です。
酵母を投入したら30秒ほどかき混ぜます。
ポリ袋を輪ゴムで止めて、上から蓋をしたら、23〜30℃の室温で放置です。
温度の確認は、シール温度計をつけると便利!
一次発酵の様子
一次発酵が完了するまで、2日〜2週間程度時間が掛かります。
仕込み直後の様子です。
全然発酵していない…。
匂いはみたらし団子のタレみたいでした。
ちゃんと酵母が動いてくれるか不安…。
2日目の様子です。
シュワシュワ〜と、泡が出ていました。
匂いは、ドライビールのような香りがしました。
酵母が元気に活動しているのが確認できました。一安心です。
こちらが3日目の様子です。
2日目同様、シュワシュワ〜とすごい勢いです。
果物のような芳醇な香りがしました。
4日目は、写真撮るの忘れました…。
3日目とは一転、炭酸ガスの発生はなしでした。
一次発酵が終わったサインです。
匂いは、ビールの匂いがしました!!
瓶詰め〜二次発酵
一次発酵が終わったら、瓶詰めをします。
発酵完了後、あまり長く時間を置くと、下に溜まった澱がビールの味に悪影響をもたらすようなので、早目に二次発酵へ移行します。
プライミングシュガー(砂糖)を100gにつき0.6gほど添加します。
今回は500mlのペットボトルに詰めるので、3g添加しました。
(ペットボトルの消毒を忘れずに!!)
砂糖は、先にまとめて砂糖を容器へ入れると楽です。
一次発酵後のビールはコガネ色ですね。
モルト缶に写っているものより色が濃いめ。
容器底の澱を巻き上げないように慎重に作業をしていきます。
お玉から計量カップへ移していきます。
その後、計量カップからペットボトルへ移します。
炭酸が暴発する恐れがあるので、上から5センチくらい空けるようにしたほうがいいです。
透明容器の場合は、直射日光の当たらない暗い場所で二次発酵をするようにしましょう。
二次発酵は2週間~数ヶ月程度が目安です。
ペットボトルがカチカチになっていれば良いようです。
私のビールキットのご紹介です。
最低限のもので、とにかく安く始めたい方は参考になさってください。↓
MORGAN’S「Blue Mountain Lagar」作り方はこちら↓
MORGAN’S「Blue Mountain Lagar」ビールのレビューはこちら↓
MORGAN’S「Australian DRAUGHT」作り方はこちら↓
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